参千世界遊戯 感想
このページには参千世界遊戯(PC版)の感想を記載しています。
延期に延期を重ね、やっと発売された参千世界遊戯。ずーっと待ってただけに少し期待外れだと言わざるを得ません。
話しが面白くないとかでは無いんです。エンドの種類が少なくて少し物足りないんです。
ゲームオーバーはものすごく多いんですが、というより正解の選択肢以外を選ぶと大抵ゲームオーバーとなるのでゲームオーバーにならないように進めていくとエンディングです。それも一種類。
オライオンには一つだけスチル有りのBAD?が存在しますがオライオンエンドとは言い難いので除外します。
エンディングがひとつだけだとここまで物足りないとは思いませんでした。
そのせいかあまりゲームをしている感は無く、ただ物語を読み進めている感じでした。
主人公の名前もトモエで固定なのでメーカーさんはそれを狙って作っているのかもしれませんが……。
そしてエンディングがひとつしか無いせいかボリュームも少なく感じます。それぞれのお話は楽しめただけに残念です。
ゲームデータは2Gちょっとなので、少し前に発売された剣が君に比べると3分の1です。それでいて値段はあまり変わらないんですよね……もう少し頑張って欲しかった。
本当に楽しかったんです!せめてもう一種類ずつくらいエンディグがあれば……
システムは快適で、セーブは300出来ますし、(全部の選択肢でセーブしてもそんなに必要無いので明らかに無駄ですが)セーブにロックも出来るので間違えて上書きセーブする心配もありません。
次の選択肢までのジャンプ機能もあります。
シーン回想とCGのページはキャラクターごとに分けられていないのでそこは少し不便です。
画面サイズは1024×576個人的にPCゲームはこのサイズの方が好きです。最近はこちらが主流になりつつあって嬉しい。
成人向けなシーンはそれぞれ1回ずつで、ライコウだけ2回でした。なのでそれメインで購入するのは止めた方が良いかもしれません。おまけ程度だと思った方が良いと思います。
ヒロインのトモエは強くて守ってもらうタイプでは無く、むしろ守ってやるよ!って感じの男前です。
そして考えるよりも行動に移す方が得意。そんなトモエがヒロインなので物語はテンポ良く進みます。
なので途中でだれたり、眠くなったりする事もありませんでした。それにトモエに好感が持てたのも楽しくプレイする事が出来た一因だと思います。
▼以下キャラクターの個別感想です。ネタバレも含まれる可能性があります▼
【吉良誠士郎】
見た目がちょっと嫌味っぽい(眼鏡キャラへの偏見かもしれませんが)と思ってたのですが全然違いましたね。むしろすごく良い人 自分を陥れようとした上司にあんな言葉を言えるなんて凄いですよね。
私みたいな心の狭い人間には絶対無理です。
オライオンとトモエはどちらも同類でお似合いなんですが、誠士郎とトモエも正反対だけどお互いがそれぞれ相手に無い物を持ってて良いと思うんですよねー。
【オライオン・ドレッドノート】
あまり筋肉質過ぎる人が好きではないため最初はちょっと苦手かもと思っていたのですが、プレイしてみたらそんな事全然気にならなくなってしまいました!
オライオンとの未来が個人的に一番幸せそうだなーとも思います。なんか子だくさんでわいわい楽しくやってそう。
それに共に戦っていけるENDってオライオンだけですよね!
【フェリクス・ジョフロワ】
腹黒ー!でもなんか嫌みが無いというか、素直?無邪気?な腹黒なんですよね。憎めないと言うか。
でもエンディングがあんまり好みじゃなかったというか、もう少し二人を幸せにしてあげて欲しかった。
【ライコウ】
ライコウは一番楽しみにしてたんです。
でもENDがBADみたいな内容で、え?ってなったんですけど、ああ、だからライコウだけ初回限定版で追加ENDあるんだ。あっちでハッピーエンドが見れるのかなーってわくわくしながらアペンドディスクインストールしましたよ。
けどインストール用のCDをPCに入れたらなんと容量は26M(だったはず)その時点で凄く嫌な予感はしました。
それでも希望を捨てきれず、インストールが完了したあとワクワクしながらアナザーエンディングをスタートさせました。
3分位で終わりました。もうホントあっという間に終わりました。
アペンドディスク……これいる?別にあっても無くても変わらなくない?
初回限定版の『特典』とするにはあまりにもお粗末な内容だと思います。これならドラマCDが特典の方が全然良かった!!
FDでハッピーエンドを!是非!!
エンディングの種類が少なくて物足りなく感じたのもこの作品の面白さあってのことだと思います。 FD出たら間違いなく買うと思うので出して欲しいなー(*´艸`)もう少しこの世界に浸りたい。